FXのトレードをしているとよく出てくる言葉「検証」についてです。
「バックテスト」なんて言ったりもします。
「検証」は大事ですという話をされるトレーダーの方は多いです。
実際にわたしもトレードにおいて過去の検証時間ははっきりはしませんがとても長いと思います。
- 新しいロジックを思いついたら検証。
- 勝ってるトレーダーさんにロジックを聞いたら検証。
- ネットで書いている成績の良いとされているロジックを見つけたら検証。
FXで勝てなかった日々はこんな毎日でした。
ひたすら検証をしていました。
今はというと自分のトレードに自信がありますし、もう何ヶ月も何年も勝っているのであえて検証というのはしませんが、興味があるロジックなんかを聞いたら気まぐれで検証したりします。
最近よく聞くのが、「検証」しない人たちが結構いると。
人にロジックを教えてもらったらそれをその通りにいきなりリアルトレードで実弾でやるみたいですね。
そしてそのロジックの本質などをわからずにトレードをするものだから、「損失」を出して、文句を言ったりすぐに次のロジックを探すといった流れになるみたいです。
実に残念ですね。
どんな情報の得方をしても、まずは自分の手で、自分のチャートで検証すべきだとわたしは思います。
今は有料のインディケーターもたくさん売ってますし、ロジックも有料であります。
わたしもトレンドライブというオンラインスクール内でトレードロジックを公開しています。
そういった有料のものでも必ず検証が必要です。
「検証の重要性」に書いていきます。なぜ検証が必要なのでしょう?
FXで勝てるロジックを教わっても自分のものにしないと勝てるわけがない。
それは、自分の手で検証してそのロジックを自分のものにするためです。
これが本当にとても大事なことなのです。
勝っている人からその「勝っているロジック」を教えてもらったとします。
この通りトレードしたら勝てるよみたいなことを言ってもらえてテンションは上がります。
ですが、まだその段階では「勝てるロジック」はあなたのものではないのです。
借り物的な感じですね。
なぜならその勝っているトレーダーさんが行っているトレードの100%があなたに伝わったわけではないからですね。
50〜60%くらいに思っていたらいいと思います。
その人のいつも意識して見ているところなどをかいつまんで教えてもらっているだけなのです。
もちろんその教えている方のトレーダーさんに悪気があるわけではありません。
彼にとっては自分の勝てるトレードを教えて「これで勝てるようになってくれたらいいなぁ。」と思ってくれているわけです。
大切なのは教えてもらってからなのです。
残りの40〜50%の部分は、家に帰って、自分のパソコンをつけてチャートを開いて、自分の手で教えてもらったロジックを検証して初めて埋めていくのです。
そのプロセスがあって初めて100%に近づいていき、その「勝てるロジック」を実現できるのです。
その残りのプロセスというのは、エントリーや決済のタイミング、過去にどれくらい連敗しているのか、最大ドローダウンは何%くらいあるのか。
そういったことを1つ1つ自分自身で感じていくのです。
これは例えば人に教えてもらったのではなく、販売しているロジックなんかを購入した場合も同じです。
販売されているものは基本的にそういった検証結果の資料やグラフがついています。
それでも結局は自分の手で行わないと見えてこないものがたくさんあるのです。
たまにバックテストは無意味だという人がいます。
それは過去の相場とこれからの相場が同じような動きをするわけではないという理由からです。
わたしもこれは理解できます。
過去10年で検証して勝っていても今後も100%勝てるわけではないと思っています。
それが相場なのです。
ですが、それでも目的が違うので検証は必要です。
例えば武術の本を読み完全に理解したとしても、いざ実戦でそれらの技を使いこなして勝負できるわけではない。
というのは容易に理解できると思います。
検証せずにリアルトレードをしてしまうということは、まさにこのような状態なのです。
まとめ.検証班過去のチャートで行いましょう
過去の検証では、なくリアルタイムのチャートで検証する「フォワードテスト」というものもありますが、これは時間がかかりすぎますので、やはり過去のチャートでの検証がオススメです。
実際に今までに過去のチャートで検証したことのない人はやっていると違いがわかります。
チャートを見る力がつきます。
何でもそうなのかもしれませんが、「楽してお金を稼ごうとする」と損をする可能性が上がります。
全てではないですが、世の中うまくできているなと感じます。
どんなロジックでも、まずは自分の手で検証をして、そのロジックを自分のものにしてからリアルトレードをし、利益を出してください。