FXのトレードにおいて毎月の第一週目というのは少し特別な1週間になります。
それはなぜかというと大きな経済指標がたくさん発表される1週間だからですね。
アメリカの雇用統計をはじめ、ECB総裁の発言や政策金利の発表など、比較的大きな経済指標がたくさんあるのです。
わたしはテクニカルトレード、チャートを分析してのトレードですから経済指標は自分のトレードに直接は関係ないのですが、業者によっては指標時にスプレッドが大きく開いたりもしますからその時にポジションを持っていると気づいた時にはストップにかかっているということがあるので注意が必要です。
実際に、直近のアメリカ雇用統計の発表時は、ドル円がスプレッド16pipsまで開いていました。
なかなか大きいですよね。
ポンド絡みの通貨ペアになると30pips近く開いている場合もあるのです。
そういった無意味なスプレッド拡大にストップをつけられないように一応指標時間を把握しておくことも必要です。
毎月の第一週はトレードしない方が良い。
わたしは1ヶ月単位で見ると、第一週目はあまりトレードしません。
トレード回数もそうですが、ロット数も少し落としています。
というのも先ほどいったような経済指標がたくさんあることと、要人発言が比較的多くなるからですね。
もちろんそれも関係なくトレードできるといえばできるのですが、もしものことを考えるとわざわざリスクが高まるところで積極的にトレードをする必要もないかと考えているためです。
この考え方は人によって全然違いますので、そんなことは関係ないという方はトレードをされてもいいと思います。
トレードをする上でのリスク管理について
リスク管理の方法は色々な方法が世の中にはあると思いますが、自分なりのルールを決めておくことが大切です。
リスク管理、資金管理というのはトレードを長く続けていく上で、安定して稼ぎ続けるためにとても重要なことなのです。
一般的に投資に限らず、ビジネスでも「どうやって稼ぐか」にフォーカスされる方は多いと思います。
ですが、どんなことにもリスクというのは存在します。
リスクとリターンは表裏一体ということですね。
何もビジネスや投資だけに限りません。
普段の私生活にも色々なリスクはあります。
例えば外食をレストランでする時に、美味しいごはんと素晴らしい空間というリターンを得るために、料金(お金)というリスクを支払ってるわけですね。
そう考えると日々の生活の中にもリスクとリターンというのが表裏一体ということを感じることはたくさんあるということになります。
FXでの稼ぎはコントロールできない
FXなどの投資に関していうと、「稼ぐ」ということはリターンですね。
その「稼ぎ方」、要はリターン得方にフォーカスしている人が多いということです。
ですが、実はこちらはなかなか自分でコントロールするのが難しいのです。
いくら稼ぐのかというのはわたしたちトレーダーにとってはどういった動きをするのかにかなり影響されますので。逆に「リスク」の方はコントロールできるのです。
FXでの損失は自分次第でコントロールできる。
FXトレードにおいての「リスク」というのは一番大きいのは「損失」ですね。
要は資金が減るということです。
こちらにフォーカスすることが大切なのです。
そしてリスクというのは他にもあるわけですね。
それが、経済指標などによる「予想外の大きな動き」と「スプレッドの拡大」ですね。
これもリスクになります。
そしてこれも自分でコントロールできる部分ですよね。
これらのコントロールをすることにフォーカスしてみてください。
わたしは第一週目をポジション量を落としてトレードを控えめにするというリスク管理をしています。
ですが、リスク管理はこれだけではありませんね。
色々なところでリスク管理をすることができます。
これに一度目を向けてみると自分のトレードが変わる可能性があります。