「手法に沿ってトレードしているのに、全然勝てない…」
「稼いでいる人はどうやって勝っているんだ?」
そんなお悩みにお答えします。
稼ぐためにFXを始めたのに、資金が増えるどころか減っていってしまっていませんか?
事実として、FXを始めて1~2年のトレーダー全く勝てずにFXを辞めてしまっています。
FXを辞めてしまったトレーダーは、共通して「ギャンブルトレード」にいつの間にかなってしまっている傾向があります。
「勝率が低いところ」でトレードしても、勝てるわけがありません。
しかし、FX相場の”ある場所”を見つければ、ギャンブルトレードではなく、堅実なトレードができるようになります。
この記事では、「勝てる確率が高い場所の見つけ方」を伝授します。
あなたがFXで勝てない理由
FXで勝てない理由は大きく分けて2つです
- エントリーするところが間違っている
- 疑いながらトレードしている
①エントリーするところが間違っている
FXをギャンブルだと思っている人は、「上がるか下がるかは50%」だと捉えています。
でもそれは間違いで、FX相場の中には「50%以上の確率で上がりやすい・下がりやすい場所」が存在しています。
その場所を見つけてトレードすれば、勝てる確率も高いのですが、大半の初心者トレーダーはその場所を見つけようともしないでトレードしているから、勝てないのです。
②疑いながらトレードしている
あなたは自信をもってエントリーできていますか?
「エントリーしてみたいけど、ちょっと不安だなあ」
「もし逆行したらどうしよう…」
そんなこと考えながらトレードしていませんか?
これも勝てない1つの原因で、自分の手法に自信がない証拠です。
疑いながらトレードしていると、仮に含み益がでていても
「あぁ…せっかくの利益が減ったら嫌だから利確しておこう…」
と思って、チキン利確をしてしまいます。
ほとんどの場合で、
「利確した後にさらに伸びてしまった!手法通りにホールドしておけば…」
なんてことになっていますよね。
では逆に、「ここは勝ちやすいぞ!」という場所が見つかれば、自信をもって手法通りにエントリー&決済できるようになりますよね。
FXで勝てない人は”○○”を知らない
先ほども軽く触れましたが、FX相場の中には「50%以上の確率で上がりやすい・下がりやすい場所」が存在しています。
その場所のことを「エッジ」と呼びます。
エッジとは、優位性のことです。
勝っているトレーダーは「エッジ」がある部分でトレードしています。
逆にエッジがない場所ではトレードしないので、負ける確率が減るのです。
エッジでトレードすることで、勝てる確率が負ける確率を上回るのです
”エッジ”はどこにあるのか?
エッジにはいくつかの種類があります。
今回は、代表的な4つをご紹介します。
- 移動平均線のエッジ
- 新高値・新安値のエッジ
- サポート・レジスタンスラインのエッジ
- ロスカットのエッジ
①移動平均線のエッジ
FX相場では「トレンドは継続する」という習性があります。
したがって、トレンドに沿ったトレードをすることが勝つために大切ですが、そのトレンドがいちばん分かりやすいのが「移動平均線」です。
移動平均線には色々な使い方があり、例えばゴールデンクロス・デッドクロスも「エッジ」です。
世界中のトレーダーが使っているテクニカル指標でもあるので、移動平均線はエッジを見つけるのがもっとも簡単です。
移動平均線がトレンドを示している時は、トレンドフォローを徹底しましょう。
②新高値・新安値のエッジ
- 新高値を更新したら、さらに上昇する
- 新安値を更新したら、さらに下降する
という傾向が相場にはよく見られます。
高値・安値には
- 逆張りでエントリーを狙っているトレーダー
- これまでのポジションを決済しようとしているトレーダー
がいるので、レートが反発しやすい「壁」になります。
では、その壁を突破するとどうなるのか?
壁を使って注文をしようとしていたトレーダーが-
「あ、高値(安値)を更新した!もう少し待った方が良さそうだな…」
「もう少し伸びそうだから、ホールドしてみよう!」
と考えるようになります。
そうなると、
高値・安値を更新する方向への注文量 > 反発する方向への注文量となるため、新高値・新安値をつける方向へレートが伸びていくのです。
③サポート・レジスタンスラインのエッジ
先ほども軽くふれましたが、高値・安値には
- 逆張りでエントリーを狙っているトレーダー
- これまでのポジションを決済しようとしているトレーダー
がいます。
これは、レートが反発しやすい「壁」となります。
壁で何度も反発していると、
「もうこれ以上は価格が上がらない(下がらない)な…」
という共通認識が多くのトレーダーの中に生まれ、壁の近くでは反発方向への値動きが優勢となります。
100円、110円などのキリの良い価格は、オプション取引も絡んでくるので値動きが反発しやすくなっています。
④ロスカットのエッジ
サポート・レジスタンスラインを抜けた場面は、ポジションを持っていたトレーダーたちの損切り(ロスカット)によるエッジが発生します。
ポジションを持っていれば、ある価格まではレートが逆行しても耐えられますが、
「これ以上は逆行するととまずい!」
と考えたトレーダーがポジションを投げるようになります。
ひとたび損切り注文がはじまると、さらに他のトレーダーも続けて損切り注文を続けて執行してきますので、レートが一気に伸びます。
損切り注文の波にのって、ポジションをとることで、優位性のあるトレードができます。
FXで勝てない人が覚えておくべきこと
FXで勝てない人は、「負けのスパイラル」に陥っていることがほとんどです。
その「負のスパイラル」の原因は、人間の本能である”恒常性バイアス”です。
”恒常性バイアス”とは?
簡単にいうと、「これまでのやり方から変えたくない」という人間の本能です。
例えば、地震・火山噴火などの異常事態が発生しているにも関わらず、
「今回も大丈夫だ」
と状況を過小評価してしまい、逃げ遅れてしまうケースでは、恒常性バイアスが強くはたらいています。
FXにおける恒常性バイアス
「本にこう書いていあったから、間違いないはずだ!」
「以前は同じ手法で勝てていたから、いまは調子が悪いだけだ」
そう思って、これまでのトレード手法を変えようとしないのは、恒常性バイアスが原因です。
FX相場は生き物です。これまでの手法が通用しなくなる日は必ずやってきます。
移動平均線を使ったトレード手法が勝てなくなったのであれば、その時の為替相場はトレンドからレンジに変わっています。
そうなった時に、レンジの戦い方をしないと、これまでのやり方を続けているだけでは勝てません。
FXで勝つためには、「相場に合わせて、自分の手法をカメレオンのように変化させていく」ことが大切です。
まとめ:勝てるようになる訓練をしましょう
この記事では、トレードに優位性を持たせる「エッジ」について紹介してきました。
- 移動平均線のエッジ
- 新高値・新安値のエッジ
- サポート・レジスタンスラインのエッジ
- ロスカットのエッジ
FXで勝てていないのであれば、まずは4つのエッジを見つける訓練をしましょう。
チャートを開いて、4つのエッジに当てはまる部分に〇印をつけます。
〇印をつけた部分では
・そのあと値段がどう動いたか?
・自分の手法に当てはめると、勝っていたか?負けていたか?
を何度も検証します。
勝った数が多ければ、いまのトレード手法を続けましょう。あなたの手法は、いまの相場状況に合っています。
負けた数が多ければ、手法を少し変えてみましょう。今の手法では、資金を減らしてしまうだけです。
エッジ × 手法
が、いまの相場にピッタリと当てはまった時、あなたは”負けのスパイラル”から抜け出すことができるでしょう。