トレードでは、情報を検証し答えを出す行動力こそが必要

テクニカル分析

インターネットが普及し、個人が情報発信できるようになってから、様々な情報があふれるようになりました。

わたしたちもパソコンやスマホなどを使ってあらゆる情報に簡単にアクセスできます。何かわからないことがあれば、すぐにスマホを取り出して「Google」に文字を打ち込めば答えが出てきます。

FXに関しても同じですね。わからない用語や新しく発見したインディケーターなども、検索すれば色々なサイトが出てきて詳しく解説してくれていたりします。

とても便利な世の中になったものだなとわたしも日々感じています。

ですが、これは便利になっただけではありません。

あらゆる情報に簡単にアクセスできるようになったことにより、次はわたし達情報を扱う側のスキルが必要になっているのです。

要は「情報の取捨選択」です。
情報自体はあふれているので、次はわたし達がその情報を選んで手に入れるというプロセスが重要になってくるのです。

FXで勝つ為に必要な情報を”どのように”取り入れるかで今後のトレードスキルが変わります。

万人にとって必要で有益な情報というのはありません。

極論をいうと、FXを一切やらない。全く興味がないという人にはこのわたしが書いていることも全く必要ないかもしれないのです。

ですが、FXトレードをされている方にとっては必要な可能性があります。
つまり自分にとって本当に必要な情報だけを自分自身で選んで手に入れることが必要なのです。

FXのトレードにおいてもものすごくたくさんの情報があります。

証券会社のホームページや個人が書いているブログ。ニュースサイトもあればツイッターやフェイスブックなどのSNSもたくさんあります。

これらの情報が毎日あらゆるところから入ってくると思います。

もちろんネットの世界だけではなく、友人のトレーダーとの会話やリアルな会場でのセミナーでも新しい情報は入ってきます。

では、どの情報を自分に取り入れたらいいのでしょうか?取捨選択をするといっても選ぶ基準がなければなかなか難しいのではないかと思います。

FXで勝っている人は情報を選び必要以上に取り入れない

わたしは、今でこそそこまでFXに関して色々な情報を得るということはしません。

わたしが得ようとするものといえば、「相場急変時に何が起こったのかの確認」や、「趣味でたまにみる人のブログ」くらいです。

新しいロジックをどこかのサイトから拾ってくるということもしませんし、新しいインディケーターを使ってみようというのも今はありません。なぜかというと、

今の現状でほぼ満足しているからです。

FXトレードにおいてのみで言うなら、FXで毎日勝ち続けることができていたら、他に情報を得る必要がないのです。

ですから今のわたしはそのような状態ですし、わたしが教えている生徒さんの中でも安定して稼ぎ続けているトレーダーの人は必要以上に新しい情報を求めていないと思います。

もちろんより良いトレードをしたいという欲求はあります。

わたしにもあります。
ですが、それは外部からの情報ではなく、自分自身の中に答えがあったりします。

自分のトレードを見直す。
少しロジックを修正したものの検証をする。

などの作業になりますから、外部からの情報を使うのではなく、自分の中を見つめなおすことで成長できることはあるのです。

では、外部からたくさんの情報が欲しくなる時というのはどういう時かというと、「トレードに勝てない時」だとわたしは思います。

FXに関する情報を鵜呑みにするだけでは投資で勝てない。大事なのは検証し良いか悪いかを判断する事。

勝てない時に、「他にいい情報があるんじゃないか」や「勝てるロジックがネットに落ちていないか」といった考えでネットサーフィンをしてしまっている人は意外と多いと思います。

実際に勝ててないというトレーダーさんと話しているといつのまにかそういった行動をとっているという話をよく聞くのです。

それが悪いことだと言っているわけではありません。新しい情報を取り入れるというプロセスが必要な時もあるのです。

ですが、この時に「偽物と本物」を見分けることができているのでしょうか?!

インターネットというのは「自由に人が情報発信できる環境」となっています。
とても素晴らしいことなのですが、これが逆にマイナスに働くこともあるわけです。

それがまさに言葉は極端ですが、「偽物」の情報と、「本物」の情報を発信している人に分かれるということです。

その情報が本当なのかを確認する術がない場合があります。極論をいうと「このロジックは勝率90%です。」と書いてあったらそれをそのまま聞き入れるしかないのです。

情報を得る時というのは、受動的なので受け取るところまでは同じ条件になります。

ポイントはその後です。情報を得た後で、その情報をどう処理するかです。その情報を鵜呑みにしてしまうのか、自分の過去の経験と照らしあわせて答え合わせしてみるのか、自分自身の手で検証してみるのかなど、色々な方法があります。

わたしとしては、どんな情報でも鵜呑みにすることはせず、「あくまでも1つの情報として捉えているだけ」という位置づけにしています。

ただ1つの情報が入ってきただけです。なので、偽物でも本物でも関係ないのです。どちらにしてもその後で自分自身でそれをどう扱うのか決めるからです。

当然偽物の情報を掴めば、FXのトレードの場合だと損をするかもしれません。

逆に本物の情報であれば利益が出るかもしれないのです。直接の影響がありますね。

でもこれさえもどうでもいいのです。偽物の情報でも本物の情報でもそれらを鵜呑みにして出た結果は自分のものではありません。

自分の実力にもならないのです。ですから、どんな情報が入ってきても、自分の中でどう扱うかのルールがあれば惑わされることはないのです。

FX情報の検証と結果を大事にしトレードスキルを上げていきましょう!

結論をいうと「偽物」と「本物」を見分ける力というのは必要ないのではないかと考えています。

どちらにしても取り扱い方をしっかりと決めておくことが重要なのです。仮に見分ける力が必要な場合はどうすればいいのか。

それは自分自身で色々な情報に触れることです。

それらの経験が自分の中にその見分ける力をつけてくれます。

FXのトレード以外ではもちろん見分ける力があった方がいいこともありますので、そのためにはたくさんの経験をすることなのです。

避けないこと。まず経験してみること。これらを癖付けることで自分の中に見分ける力が身につきます。

見分ける力がつき、かつ、それらの情報の取り扱い方が決まればこの情報社会に惑わされることはありません。この情報社会の勝者になれるのではないでしょうか。

その上で自分の取り扱い方=ルールが決まればきっとトレードにもプラスに働きます。

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