これからFXを始める方が気になることって色々とあると思います。
本当に勝てるようになるんだろうか?
というのが心配ですよね。
わたしもこれからFXを始めようとしている方や、始めて間もない方によく聞かれます。「いつから勝てるようになったんですか?」「勝てるまではどんな感じでしたか?」と。
やはり皆さん気になるようですね。ということで、わたしの一例ではありますが、FXのトレードで勝てるようになるまでがどんな感じだったかについて書いていきます。
わたしの一例であるということと、当時よりも今の方がトレードを学ぶ環境は整っているということは先にお伝えしておきますね。
FXとの出会い
わたしは2009年の末ごろにFXのことを知りました。
何かお金を稼ぐ方法はないだろうかと必死に探していたんですね。
幸い周りにはお金持ちの人がそこそこいたのでみんな何をしてるんだろうと考えていました。
色々と聞いてると3〜4割の人は投資をしていることがわかり、早速本屋さんに。投資をしている人は「株式投資」だったので、株式投資の本を探しに行ったんですが、初期費用が100万円以上は必要ということがほとんどの本に書いてありまして断念。
その横にあるFXの本を手にとったわけです。
「株式投資よりも少ない資金で始めることができる」ということだけで、FXの世界に入りました。
FX初心者の頃
最初はとにかくその買った入門書を読み、わからないことはネットで調べて、ありとあらゆるFXトレーダーのブログを読みました。
同時に証券会社の口座も複数開設していましたし、ひたすらFXの知識をつけることに集中していた感じです。
よく初心者はデモ口座からスタートという風に書いてる本などが多いですが、わたしはリアリティが欲しかったので、口座に10万円を入金し、リアルトレードしていました。
その時はすごい単純で、「あるブログを読む」「そこにトレード方法がのっている」「それをとりあえず試す」「負ける」「やめて新しいブログを探す」・・・といったローテーションでした。
まさに負のスパイラルですね。
こういったことはやめましょうね。
このスパイラルの最後に勝てるブログに出会いました。
それはナンピンで利益をあげようというもの。
ナンピンです。
ナンピンのせいでFXで100万円以上の損失を出してしまいました。
途中までは成績も良く、資金は右肩あがりに増えていき、FXで安泰かも。。。と軽く思っていました。
そんな矢先の2010年5月のギリシャ・ショック。
わたしはAUD円のロングをナンピンしながら持っていたのですが、とてつもない下落。。。
気づいたら資金は100万円以上減っていました。
この時の精神状態はほんと今でも思い出したくないくらいです。
そこからです。
わたしが本当に本気になったのは。。。
失敗を糧に本気でFXの勉強を始める。
本気になったわたしは、また入門書を1から読み直しました。
特に新しいことが書いてるわけではありません。
書いてる中身の内容もすべて知っていることです。
ですが気持ちを初心に戻すために読みました。
そして無計画なナンピンはもう絶対にしないと決めました。
最初はそのブログの筆者に対して「くそ!!!」と思う気持ちもありましたが、投資は結局自己責任ですから、それを選んだ自分が悪いのだと一瞬反省しました。
そこからも色々なブログを読んだり、雑誌を立ち読みしたり、本屋さんに当時並んでいたFXの本はすべて読んだと思います。
そうやっていくうちに、このチャートというものをしっかりと分析し、読み解けば勝てるんじゃないかと思うようになり、そこからはひたすらチャートを見続けました。
その頃にはFXトレーダーのオフ会みたいなものにも参加し他のトレーダーともつながりました。
情報交換もできましたし、アドバイスをもらうこともできました。
そしてその末に勝つことができたのです。
まとめ
わたしは遠回りした人間かもしれません。
今はわたしのように稼ぎ続けているトレーダーがFXを教えたりもしていますし、FXを学ぶ環境はだいぶ整っているように思います。
だいたいの流れで書きましたが、勝てるようになってからも、勝ち続けるためにはどうしたらいいのか考えました。
今も常にアンテナははっています。
自分自身が相場にも世界の流れにも柔軟にのっていけるように、これからも精進します。
FXでこれから勝ちたいっていう方は、しっかりとチャートを見ることから始めてください。