FXで勝ち続けていますというお話をさせていただくと、自分もやってみたいという方が最近はちょくちょくいらっしゃいます。
ですが、「為替でドルとか円とかで取引をしているのはわかるけど、一体どうなれば利益が出るのかわからない。」といった方が多いみたいですね。
少し具体的なお話も交えながら説明していきます。(今回はドル円、クロス円を例に計算しています。
他のドルストレートなど、円がらみでない通貨ペアの場合は分母の通貨のレートによって変わるので、今回は省きます)
FXでの収益の考え方.基本
まず、基本です。
ドル円で取引をするとした場合、ドル円を安く買って、高く売れば利益になります。
逆に高く売って、安く買えば利益になります。
ドル円を120円で買って、121円で売れば、差の1円分の利益となるわけです。
逆に120円で買って、119円で売れば、1円分の損失になるということですね。
これがすべての基本です。
買いの場合は自分がエントリーしたレートよりも高いところで決済すれば利益、安いところで決済すれば損失。
売りの場合は逆で、自分がエントリーしたレートよりも高いところで決済すれば損失、安いところで決済すれば利益ということです。
では、実際にどれくらい稼げるのでしょうか。
FXでの収益の計算方法
利益(金額)を計算するのは、取引量×値幅という式が出てきます。
要は何枚の取引量でトレードし、どれくらいの値幅を獲得したかということですね。
例えば先程の例として120円から121円までの1円幅を勝ちトレードした場合は、1円幅をいうのは100pipsという単位になります。(pipsとは何かというのは他で検索して知っておいてください)
そして取引量はいろんな言い方がありますが、私は1枚=1万通貨という認識で1枚といいます。
1枚でエントリーして、100pipsの利幅をとった場合は、1万円の利益になります。
これが基本です。
これはもう覚えた方が早いです。
ということは1円で100pipsなわけですから、1pipsというのは0.01円というのがおわかりいただけると思います。
FXを始められると120.23円などという小数点以下の数字は必ず出てきます。
先ほどはわかりやすく1円幅で勝った負けたの話を書きましたが、わたしたちは常に100pipsを狙っているわけではなく、時にはそれ以上の値幅を狙う時もありますし、10〜20pipsなどの小さい値幅を狙うこともあるわけです。少し整理しましょう。
- 1枚=1万通貨=1lot
- 1円=100pips、 0.01円=1pips
- 1枚で1pips=100円の損益、 1枚で100pips=1万円の利益
例えばですが、1ヶ月で300pipsとれますっていう人が5枚でトレードすれば、15万円の利益になるということですね。
わたしも月によってはそうですが、1000pips以上とれる時があります。
この場合は10枚でトレードしていれば100万円もの利益になるのです。
枚数が倍になればもちろん利益も倍になります。
中には100枚以上の枚数が普通の人間もいます。
もちろん資金管理がとても重要になってきますが。
損益の計算方法と目標設定
逆に計算すると、「月に今の給料プラス10万円が欲しいな。」っていう人にとっては、10万円の利益があがればいいわけですから、100pipsしかとらないのであれば10枚で、400pipsとりにいくなら2.5枚でのトレードでいいわけです。
計算がしやすいですね。
最初は1枚で300pipsくらいをとりにいければいいかなと思っています。それで3万円くらいの利益ですね。
初心者としてはまずまずですよね。
損益の計算の仕方は理解していただけましたでしょうか?
具体的な数字をみると自分も稼げるんじゃないかというイメージがしやすいと思います。
まずはトレードを始めるところからですね!